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2013年3月29日

好漢たちの聖地・梁山泊に行く

水滸伝パーク(水滸影視城)の入り口では、華やかな歓迎のセレモニーが。

2年前に中国で放送され大ヒットとなったドラマ「新水滸伝」。この作品の撮影のために40億円という巨額を投入し、実際に梁山泊があったと言われる中国・山東省に伝承どおりの建造物が建てられたと聞いて、行ってみた。

上海駅から新幹線で約3時間半、済南西駅からひたすら山並みが続く道のりを約2時間行った片田舎に、まるで史実であったかと思わせるほど精巧な町並みが広がる水滸伝パーク(水滸影視城)がある。

水滸伝パークは、5年前に完成。宋の時代の建築方法を基に作られたため、通常は3~4年かかるのだが、1日に5000人もの人が作業したことで、1年半で出来上がったそうだ。集まった人は、みな「水滸伝」を愛し、率先して参加したという話を聞き、「水滸伝」の偉大さをひしひしと実感。

荘厳な外壁に囲まれた水滸伝パーク。入場料は大人60元

門をくぐると、武器18本(十八般兵器)が通りの両側に並んでいる。

虎の毛皮が飾られた武松の部屋

敷地内には、武松の家や、武大(武松の兄)が乗り込む西門慶とはん金蓮の逢瀬の部屋など、物語に登場する建物がところ狭しと点在。

精巧な建物が立ち並ぶ水滸伝パークの全景

建物ひとつひとつが本物のような精巧さ。

炊餅を売る武大

敷地内では「水滸伝」のキャラクターに出会うことも。炊餅を売り歩いている武大に遭遇。

火を噴くショー

ところどころで雑技団のようなショーも繰り広げられているほか、壁面に「水滸伝」の絵巻が並んでいるところも。

「水滸伝」の絵巻が並ぶ壁





水滸伝パークから車で1時間、車に乗っていても飛び跳ねるほどのがたがた道を行くと、 「水滸伝」で周囲800里とうたわれた大沼沢に出るのだが、大沼沢に面して遺跡と見まごうほど立派な山塞(六工山)がそびえ立つ。この山塞もドラマの撮影のために建てられたもの。ちなみに、ガイドさんいわく、大沼沢はシンガポールの国土と同じサイズであるとか。

山塞が立っている六工山

山塞の前には、大沼沢に浮かぶ船が。

頂上からの絶景

山を登り続けていくと、目の前には船が浮かぶ大沼沢の絶景が広がる。

頂上には、「聚義庁」があり、108人の好漢たちの名前が入った席がずらっと並んでいて圧巻。ここにあの好漢たちが座ったのかと思うと…感無量な気持ちに。写真の中央、一段上がったところの席が宋江の席。

108人が集合する「聚義庁」は息をのむスケール

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